準決勝・唐津商-佐賀北 佐賀北打線を被安打3に抑えて完投し、マウンドで雄たけびを上げる唐津商の先発原丈太郎=みどりの森県営球場

 ノーシードの唐津商は、先発原丈太郎の力投と打線がかみ合い、シード校・佐賀北を3―1で退けた。吉冨俊一監督は「選手がよく頑張ったことに尽きる。ここまで来られるなんて思わなかった」とナインの成長に目を見張った。

 マウンドを任された左腕の原は、186センチの長身から繰り出す角度と勢いのある直球を軸に、被安打3、11奪三振と相手打線を圧倒。四回に1点を失ったが、その後の走者二塁のピンチは「ここは抑えるしかない」と気迫の投球で後続を断った。

 4月下旬から左肩のけがに悩まされ、十分な投球ができないまま今大会を迎えた。この試合の登板は五回までの予定だったが、「最後まで行けます」と続投を志願。初めて一人で1試合を投げ抜き、勝利を収めた。

 打線も3番古館桜介や5番大久保駿太の適時打などで3点を挙げ、序盤の好機をものにした。片渕雄大主将は「チャレンジャーの気持ちを忘れず、積極的にやっていきたい」と九州大会を見据えた。(草野杏実)

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