細密な描写の鉛筆画展を開いている馬場﨑明子さん=佐賀市のキシカワ文画堂

細密な描写の鉛筆画展を開いている馬場﨑明子さん=佐賀市のキシカワ文画堂

 昨年の「二科展デザイン部展」で大賞に輝いた馬場﨑明子さん(63)=佐賀市大和町=の鉛筆画展が、同市緑小路のキシカワ文画堂で開かれている。油性の色鉛筆などで細部まで丹念に描き込んだ犬や猫、花々、人物像など22点を展示している。6日まで、入場無料。

 馬場﨑さんは、佐賀東高在学時に美術部に所属。洋画家上瀧泰嗣さんに指導を受けた。10年ほど前、同校OB展に参加したのをきっかけに本格的に鉛筆画を始め、今は福岡市の教室で学んでいる。二科展デザイン部展は自由テーマ・イラスト部門に出品。メスのトラが“水着”に見立てた毛皮を乾かしながら、こちらを凝視する作品で大賞を受賞した。

 4年ぶりの個展では受賞作をはじめ、愛らしい犬や猫、ボタン、フィギュアスケートの羽生結弦選手ら「見た瞬間に一目ぼれしたモチーフ」(馬場﨑さん)をこつこつと描きためた労作ぞろい。動物たちの体毛一本、花びら一枚に至るまでこだわったリアルな描写と繊細な色使いが光る。

 最近はペット肖像画の仕事も手掛ける馬場﨑さんは「いろいろな人に喜んでいただけることが創作の力。これからもゆるゆると続けていきたい」と話す。問い合わせは馬場﨑さん、電話090(7454)0272。(古川公弥)

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