佐賀県唐津市七山と福岡県糸島市にまたがる脊振山系で大和エネルギー(本社・大阪府)が計画している風力発電事業について、佐賀県は1日、環境影響評価(アセスメント)配慮書に対する知事意見を、事業者と経済産業省に提出した。

 意見書では、アセスを実施する際に周辺住民や地元関係者らに丁寧に説明し、理解を得るよう求めた。住宅への騒音や超低周波音の影響を可能な限り低減し、周辺に脊振・北山県立自然公園や展望施設があることから、眺望景観への影響を回避することも指摘した。

 事業者は知事意見などを踏まえ、アセス項目や調査手法を示す方法書の作成に取り掛かる。

 計画では、発電機8~10基を設置し、最大3万2千キロワットの出力を見込む。2024年に着工し、26年の運転開始を目指している。事業区域には糸島市も含まれ、糸島市民からは計画見直しを求める声も出ている。(円田浩二)

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