VRで認知症の人の視覚を体験する参加者たち=唐津市京町のMEME KARATSU

 誰もが暮らしやすいまちづくりを目指す交流会「レッツさがすたいるトーク」が9月27日、唐津市京町のMEME KARATSU(みーむからつ、KARAE2階)で開かれた。「多様性」をテーマに、参加者はVR(仮想現実)装置を用いて障害がある人の感覚を模擬体験し、意見を交換した。

 佐賀県が主催する取り組みで、今年で3年目。新型コロナウイルス対策としてオンラインでの参加も受け付け、オンライン参加の約20人を含め、車いす利用者、聴覚障害がある人ら約50人が参加した。

 VR装置を使い、視覚障害がある人や認知症の人の視覚や聴覚を模擬体験した。参加者は普段とは違う感覚に、きょろきょろと視線を動かしたり、困惑の声を上げたりした。

 体験後には、実際に体験してみてどうだったか、自分だったらどうしてほしいかなどについて、他の参加者たちと意見を交わした。

 福岡県北九州市から参加した介護士の高橋なつきさん(40)は「(仕事柄接することが多いので)認知症について分かっているつもりだったが、理解していない部分が多かった。コミュニケーションをとって、相手がどう感じているかを知りたい」と話していた。(中村健人)

唐津市で「レッツさがスタイルトーク」が開催(2020年9月27日)
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