鉛筆の研ぎ方を参加者に伝える講師の池田学さん(右)=2017年10月、県立佐賀城本丸歴史館

受講者らと記念撮影するはなわさん(前列2人目)=2019年1月、佐賀市のGEILS

弘道館2のユーチューブ公式チャンネル

 幕末佐賀の藩校・弘道館を21世紀型にアレンジした佐賀県の事業「弘道館2-藩校しようぜ。-」が、第14回キッズデザイン賞の審査委員長特別賞を受賞した。各分野で活躍する県出身の著名人を講師に招き、子どもたちに地域の誇りを醸成してきた取り組みが評価された。

 「弘道館2」は2017年にスタート。偉人を輩出した弘道館の学び方や思想を引き継ぎ、ワークショップ形式でこれまで通常講座と特別講座を計19回開催した。各回の講師には、多久出身で世界を舞台に活躍する画家・池田学さんや、佐賀市出身のタレント優木まおみさん、お笑い芸人はなわさんらを招いた。

 受賞理由では「弘道館で培われた教育思想とカリキュラムを現代に生かす意欲的な試み。地域のプライドを醸成し、現代の新しい学びやネットワークも構築している」と評された。

 県まなび課は「藩校があった佐賀ならではの取り組みが評価され、とてもうれしい」と話す。各講座を40分に編集した動画をウェブサイトにアップしており、学校での活用を呼び掛けている。

 キッズデザイン賞は、子どもの安全・安心と健やかな成長発達に役立つ製品や空間、サービスなどを顕彰する制度。受賞した作品にはキッズデザインマークを付けることが認められている。(円田浩二)

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