1日から運用が始まった外出支援事業「コセべんりカー」の出発を拍手で送る地域住民ら=佐賀市巨勢町の巨勢公民館

出発式で「コセべんりカー」に乗り込んだ峰松常雄さん=佐賀市巨勢町の巨勢公民館

「コセべんりカー」の車両寄贈の感謝状を受け取る有料老人ホーム「優雅縁」の杉谷好崇代表取締役(手前右)=佐賀市巨勢町の巨勢公民館

 佐賀市巨勢町で、高齢者などの移動支援を目的とした車両「コセべんりカー」の運行が1日から始まった。地元住民でつくる「巨勢まちづくり協議会」が運用、行政の支援を受けずに外出支援事業を行うのは、同市久保田町の「さるこうカー」に続いて県内で2例目という。

 「コセべんりカー」は会員制で、現在34名が登録している。運行範囲は車両がある同町公民館から半径6キロ程度が目安で、利用者は走行距離に応じた燃料代を負担する。車両は4人乗りの軽自動車で、同町の有料老人ホーム「優雅縁(ゆうがえん)」から寄贈された。

 同町公民館で行われた出発式では、協議会の石井孝嗣会長が「免許返納する高齢者はこれから増えていく。状況を注視して今後の活用方法を探っていきたい」とあいさつ。第一号の利用者として、3月に免許を返納した峰松常雄さん(83)を乗せて出発した。

 「コセべんりカー」の利用は、平日午前9時から正午までと、午後1時から4時までで、1人につき週2回まで。問い合わせは「巨勢まちづくり協議会事務局」、電話0952(26)9218。(山田宏一郎)

このエントリーをはてなブックマークに追加