上峰町子ども支援センターの教室。子どもたちが学校復帰できるようさまざまな支援を行う=上峰町坊所

 上峰町は1日、不登校の児童・生徒らを支援する「上峰町子ども支援センター」を開設した。教員や保育士の資格を持つ職員3人(専従1人、兼務2人)を配置し、悩みを抱えて学校に行くことができない子どもたちの学校復帰や社会的自立を後押しする。

 センターは、町図書館などが入る「ふるさと学館」の2階に開設。広さ約130平方メートルのスペースに、2教室と相談室兼事務室を備える。当初は適応指導教室を中心に運営する計画で、徐々に機能を充実させていくという。

 希望者は、センター見学や教育相談、体験通所を経て、利用申請をする。1週間~1カ月かけて子どもの特性を見極めた上で、保護者と協議しながら支援プログラムを作成する。スクールカウンセラーやソーシャルワーカーも定期的に来館する予定で、適切なアドバイスを受けることもできる。

 利用できるのは、基本的には町内の小中学生が中心だが、町外からの相談も受け付ける。野口敏雄教育長は「子どもの学校復帰を当面の目標に、気軽にいつでも来てもらえるような施設にしたい」と話した。問い合わせは同町教育課、電話0952(52)3908。(瀬戸健太郎)

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