空き家の活用法や制度を紹介するNPO法人「空家・空地活用サポートSAGA」の塚原功代表理事(右端)=佐賀市の佐賀商工ビル

 空き家の活用法について学ぶセミナーが27日、佐賀市で開かれた。NPO法人「空家・空地活用サポートSAGA」の関係者が、空き家や賃貸物件を利用した居住支援や制度を紹介し、活用を促した。

 セミナーでは、全国に850万戸近くの空き家があり、約半数が賃貸物件と説明された。「空家・空地活用サポートSAGA」の塚原功代表理事は「空き家の相談で、部屋に荷物が入ってて片付けていないという話も多い」と活用のハードルについて触れ、使用できる部屋を限定して貸す「パーシャル賃貸」などの手法を紹介した。

 居住支援では、生活保護受給者でアルコール依存症の人が民間アパートに居住できた事例などを紹介。担当者は「オーナーの不安を一つ一つ解消し、日々の見守り活動を行っている」と経緯などを話した。

 セミナーは、地域住民やCSO(市民社会組織)など約35人が聴講した。(松田美紀)

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