ロシアのプーチン大統領との初の電話会談後、取材に応じる菅首相=29日夜、首相官邸

 菅義偉首相は29日夜、ロシアのプーチン大統領と初めて電話会談し、1956年の日ソ共同宣言を基礎とした平和条約締結交渉を進める方針で一致した。日本政府関係者が明らかにした。2018年11月に当時の安倍晋三首相とプーチン氏が合意した方針を再確認した形。安倍政権の路線を継承し、北方領土の色丹、歯舞の「2島引き渡し」を軸に交渉する姿勢が鮮明になった。両首脳は近く直接会談することで合意した。

 電話会談で首相は「日ロ関係全体を発展させたい。北方領土問題を次の世代に先送りせず、終止符を打ちたい」と表明。プーチン氏は「2国間のあらゆる問題について対話したい」と語った。

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