高校生の書道作品が並ぶ会場=県立美術館

 第32回佐賀県高校総合文化祭の幕開けとなる書道展が29日、佐賀市の県立美術館で始まった。県内29校の生徒による力作が所狭しと壁を埋め、墨色の美を表現している。10月4日まで。

 3、4号展示室には県総文祭に出展された作品297点が並ぶ。2階の画廊には、今年ウェブ開催となった第44回全国高校総合文化祭(こうち総文)に県代表として出場した4人の作品と、コロナ対策で生徒を集めず実施した第72回高校席書大会の特選作品45点を展示している。

 伊万里高3年の松尾蓮乃さんの創作作品「王漁洋詩」は絵画的な表現が目を引く。佐賀清和高3年の槙恵梨花さんは「紡~つむぐ~」で流れるような一文字を板に刻字した。

 書道専門部生徒実行委員で佐賀北高2年の田中周さんは「生で見ると作品の立体感や筆の運びが良くわかる」として「書道をしていない人でも一つ一つの作品から感じるものがたくさんあると思う」と来場を呼び掛けている。

 県総文祭の総合開会式は10月6日に佐賀市文化会館で開かれる。11月8日の連合音楽会吹奏楽部門まで、全14の専門部で大会や展覧会が予定されている。(花木芙美)

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