体育施設の防犯訓練で、暴れる不審者(中央)を抑える職員たち=佐賀市の市立体育館

体育施設の防犯訓練で、さすまたの使い方を練習する職員たち=佐賀市の市立体育館

 佐賀市内六つの体育施設の職員を対象とした防犯訓練が28日、同市本庄町の市立体育館で行われた。職員29人が参加し、不審者が入ってきた場合の対応と、他の職員と連携して利用者の安全を確保する手順を確認した。

 訓練は、大声を出すなどして暴れる人と、酒に酔って刃物を出す人が施設を訪れたとの想定で実施した。職員2人が警察への通報と、暴れる不審者を抑えた。

 県警防犯アドバイザーの笹川信義さん(64)は「佐賀県警では110番通報から現場に来るまでに平均10分ほどかかる」と説明し、「警察が来るまでの間の時間稼ぎを考えて」と話した。ほかに、職員同士でさすまたの使い方を学ぶ時間も設けた。

 市立体育館職員の岩石明雄さん(66)は「訓練だが、緊張して思っていたことの半分もできなかった。他の職員との連携が難しかった」と振り返った。

 訓練は、市体育協会が初めて企画。15日には大和勤労者体育センター(大和町)でも実施した。(松田美紀)

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