県産の日本酒や焼酎を口に含み、採点する審査員たち=佐賀市のグランデはがくれ

 佐賀県産の原材料で仕込んだ優秀な日本酒と焼酎を認定する秋の審査会が27日、佐賀市のグランデはがくれで開かれた。県内20蔵元が出品した純米酒78、本格焼酎17の計95点が基準を満たし、県原産地呼称管理制度に基づく「The SAGA認定酒」に認定された。

 一般審査員の15人を含む26人が審査し、銘柄が伏せられた酒を香りや味、バランス、総合の4項目で採点した。一般参加の今泉知恵美さん(53)=佐賀市=は「コロナで蔵開きが中止になってさみしいと思っていた。どこの蔵のお酒なのか想像しながら飲むのも楽しい」と話し、一つ一つ吟味していた。

 審査会は2005年から春と秋に実施。今年は新型コロナウイルスの影響で春の審査会が中止となり、今回の出品は昨年秋より68点多い95点に上った。いずれも合格し、申請数、認定数ともに過去最多となった。県流通・貿易課の小野雅裕課長は「コロナで先が見通せないが、15年続くブランド力で盛り上げていきたい」と話した。

 佐賀市の中央大通り沿いの計20の飲食店では、店先にテラス席を設ける社会実験「SAGAナイトテラスチャレンジ」が開催されている。28日から最終日の10月1日まで、各店で今回の認定酒の試飲ができる。(円田浩二)

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