佐賀保護観察所の原尾巧子所長(左)から新任保護司の辞令を受ける江原新子さん=佐賀市の佐賀合同庁舎

 罪を犯した人や非行のある少年の更生を支援する新任保護司の辞令伝達式が28日、佐賀市の佐賀合同庁舎で開かれ、会社役員や地方公務員など39~66歳の男女14人が辞令を受け取った。再犯防止の活動にあたる。

 保護司は法務大臣から委嘱されたボランティアで、保護観察を受けている人との面談や少年院などから社会復帰する際の生活環境の調整などに携わる。委嘱は20日付で、任期は2年。

 伝達式では、佐賀保護観察所の原尾巧子所長が「先輩の保護司もいるので気負いすぎず、向き合ってほしい」と激励した。代表で辞令を受けた会社役員の江原新子さん(58)=佐賀市=は「再犯の少ない社会に向けて少しでも貢献できたら」と抱負を述べた。

 県内の保護司は全8保護区に512人(7月1日現在)で、平均年齢が65・5歳(全国平均65・1歳)。充足率は93・1%で全国平均(89・2%)を上回っているものの、2018年7月の96・0%をピークに低下しているという。(松岡蒼大)

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