軽妙なやりとりで会場を沸かせたマックンさん(左)とパックンさん=佐賀市のアバンセ

 金融や経済をテーマにした「くらしとおかね講演会」が27日、佐賀市のアバンセで開かれた。人気お笑いコンビ「パックンマックン」が講師を務め、お金に対する日米の考え方の違いなどを笑いを交えて紹介した。

 「パックン-」は米国出身のパックンさんと、日本人の相方マックンさんのコンビ。2人は講演で、子どもの主なお金の入手方法が日本はお小遣い制、米国はお手伝い制であることや、子どもへの投資は日本が学習塾、米国では習い事の傾向が強いことも紹介した。

 投資に関しては、パックンさんが「『お金を成長させる』という表現は子どもの頃からよく聞き、米国の価値観や常識の一つとなっている」と説明。物価上昇で、低金利の預貯金だと実質的に資産が目減りする可能性に言及し、「日本人は『投資は怖い』と引く感じがあるが、米国人からすると投資をしないほうが怖い。タンス貯金ではタンスくらいしか買えない」と笑いを誘っていた。

 県金融広報委員会と県が主催し、約120人が訪れた。来場した佐賀市の永渕眞知子さん(72)は「貯金や投資といったお金の価値観は、教育が影響していると感じた。コロナ禍で景気も不透明だけど、日本はもっと投資のことを教える必要があると思った」と話した。(円田浩二)

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