鹿児島国体の延期に伴い、2024年の国民スポーツ大会開催が決定的になった佐賀県の山口祥義知事は「鹿児島の痛みを皆で分かち合う結論になった。『双子の大会』として鹿児島、佐賀の両大会を成功させるよう、両県で連携して頑張っていきたい」と話した。

 山口知事は8月、鹿児島や日本スポーツ協会からの要請を受け、佐賀開催が内定していた23年を鹿児島国体とし、佐賀は1年延期して24年に開くことを受諾していた。

 山口知事は、少年競技で23年の地元開催を目標にしてきた中学3年生らと意見交換を続けている。「厳しい決定だが、前を向いてくれる雰囲気になってきた。その気持ちを受け止め、努力が実を結ぶよう全力を傾けていく」とサポートしていく考えを示した。

 関係者によると、10月3日に鹿児島市の白波スタジアムで開催されるサッカー・J3鹿児島ユナイテッドFCのリーグ戦第19節に、山口知事と鹿児島県の塩田康一知事が来場する。塩田知事が観衆に向けて、佐賀の協力によって23年の国体開催が決まったことを報告し、山口知事も「双子の大会」として盛り上げていこうと呼び掛ける。

 山口知事は「両県がエールを送り合える施策を考えていきたい」としている。(栗林賢)

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