亀翁窯作陶展で作品を見る来場者=佐賀市の高伝寺前村岡屋ギャラリー

 武雄市山内町で亀翁窯を構える古賀末廣さん(63)の作陶展が、佐賀市本庄町の高伝寺前村岡屋ギャラリーで開かれている。登り窯で4年ぶりに焼いた器も登場。古武雄の技法で作られた食器やコップなど約100点が並ぶ。27日まで。

 新しい登り窯は3基目。今回は久しぶりに焼き締めの器が並んだ。花器は鮮やかなオレンジで、同じ花器でも眺める角度が変われば、火の当たり具合で違う表情を見せる。ミカンの枝の剪定(せんてい)くずを使った釉(ゆう)薬が使われたものや絵唐津などさまざまな作品を楽しめる。

 会場には妻浩子さん(60)の作品も用意。末廣さんがろくろで作ったランプシェードや香炉に、浩子さんが表面に透かし彫りを施した作品や、黄色や青色などの釉薬を流した陶片をゴムやピアスなどに仕立てたアクセサリーも人気だという。浩子さんは「登り窯特有の風合いを楽しんでほしい」と話す。(福本真理) 

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