極早生ミカンを収穫する針茂拓郎さん=藤津郡太良町蕪田

 佐賀県産露地ミカンの出荷の皮切りとなる「極早生ミカン」の収穫が藤津郡太良町などでスタートした。梅雨が長引いた影響が心配されたが、JA関係者によると、夏場は好天に恵まれて持ち直し、仕上がりは上々という。9月半ばから10月末にかけて出荷される。

 極早生は、露地で最も早い時期にとれるシーズン1番手の温州ミカン。年間を通じた土づくり、木の管理を経て、皮の色が緑から徐々に黄色へと変わる「若楠色」で収穫する。

 収穫を始めた藤津郡太良町のミカン農家、針茂拓郎さん(29)=蕪田=は「台風の影響は少なかった。長梅雨で心配はあったけれど、糖度は順調に上がっており、味は仕上がってきている」と話す。

 JAさがみどり地区によると、8月中は天候に恵まれ、「昨年と比べて今年は品質がいい」と期待を込める。みどり地区管内では、部会員630人が露地ものを栽培しており、来年3月までに温州ミカン8200トン(中晩柑を除く)の出荷を見込んでいる。(中島幸毅)

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