養殖ノリの種付け前に、農業用水の分散放流などを求める陳情書を秀島敏行市長(右)に手渡す県有明海漁協の西久保敏組合長=市役所

 有明海でのノリ養殖の種付けが10月17日以降に始まることを受け、佐賀県有明海漁協は24日、農業用水の計画的な分散放流や水草などの流出を防ぐよう、佐賀市に陳情した。

 西久保敏組合長らが市役所を訪れ、秀島敏行市長に陳情書を手渡した。ノリ芽が真水に漬かると死滅することから、満潮に向かう時に分散放流するよう要請した。育苗に悪影響をもたらす水草、倒木などがノリ網に絡まらないよう万全の対策を取ることも求めた。

 西久保組合長は「7月豪雨と台風による(大量の)流木、堆積土砂を撤去してもらい感謝している。落ち水、水草防止もよろしくお願いする」と述べた。秀島市長は「農業関係者に徹底してもらうようにしていく。18年連続、販売日本一に向けて頑張ってほしい」と応じた。(大田浩司)

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