会見する佐賀大学の兒玉浩明学長(左)と佐賀電算センターの宮地大治社長=佐賀市の佐賀大学本庄キャンパス

 佐賀大学と佐賀電算センター(佐賀市)は24日、産学連携協定に基づき、佐賀市の本庄キャンパス内に同社のサテライトオフィスを開設したと発表した。両者の共同開発で既に同大学の推薦入試で実用化されているタブレットを使った紙のいらないCBT入試システムのさらなる研究をはじめ、デジタル人材の育成、大学事務の効率化などを目指す。

 今年3月24日に協定を締結、6月1日にはサテライトオフィス「R&Dセンター」を経済学部棟に開設した。同社の技術者7人が常駐し、インターンシップの学生らとAI(人工知能)などの研究も進める。

 この日の会見では、佐賀電算センターの宮地大治社長が「地域で活躍するデジタル人材の育成に向けて実践的に学べる場にしていきたい」と抱負を語った。佐賀大学の兒玉浩明学長は、CBT入試システムについて「将来的にはAIで文章を評価し、自動採点ができるシステムづくりを目指したい」と強調、「今後も佐賀大学の強みを伸ばし、地域貢献につながる連携を行っていきたい」と話した。

 両者は2007年から業務改革に関する共同研究を始め、17年から推薦入試でタブレットを用いるCBT入試システムを実用化している。現在、佐賀大学内にはソフトウエア開発のオプティム(本店・佐賀市)などがオフィスを開設しており、佐賀電算センターは7社目となった。(志波知佳)

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