世界アルツハイマーデーに合わせてオレンジ色にライトアップされたロイヤルチェスター伊万里=伊万里市新天町

オンライン中継で、他の地域の活動を見守るスタッフ=佐賀市の佐賀大美術館

 認知症への理解と支援を呼び掛けようと、「世界アルツハイマーデー」の21日夜、県内では佐賀市の佐賀大美術館などが啓発運動のシンボルカラーであるオレンジ色にライトアップされた。

 ライトアップは全国一斉の活動で、今年はテレビ会議システムを使って各地の様子をオンラインで中継した。佐賀大美術館前には「認知症の人と家族の会」佐賀県支部と県の関係者ら27人がオレンジのTシャツ姿で参加。壁に「認知症になっても安心して暮らせる社会を」と書かれたメッセージを投影した。ライトアップは29日まで実施する。

 佐賀県支部の森久美子代表(73)は「年1回のイベントだが、ライトアップで認知症への関心を高めてほしい」と話した。

 伊万里市新天町の結婚式場「ロイヤルチェスター伊万里」でも、伊万里市と伊万里地区の「家族の会」の呼び掛けで実施。9月いっぱい続けるという。

 21日は、佐賀メディカルセンタービル(佐賀市)、吉野ケ里歴史公園(神埼市郡)、旧古賀銀行神埼支店(神埼市)でもライトアップされた。

 世界アルツハイマーデーは、国際アルツハイマー病協会と世界保健機関が1994年に制定した。厚生労働省は2025年には65歳以上の5人に1人、約700万人が認知症になると推計している。(松田美紀、青木宏文)

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