ノリ網を手に取り栽培の流れを学ぶ白石高生=白石町の警ら隊桟橋

合成支柱立てに挑戦する白石高生。体験では約9メートルの支柱を使った=白石町の警ら隊桟橋

舟を囲み、ノリ摘み作業の説明を受ける白石高生=白石町の警ら隊桟橋

 白石町の白石高の生徒42人が22日、県有明海漁業協同組合福富町支所などでノリ漁について学んだ。漁業者の説明を聞きながら、工夫を重ねて地元の海で育てられるノリ養殖の奥深さに触れた。

 ノリの種となるフリー糸状体をカキ殻表面に付ける「まき付け」、育った殻胞子(ノリ種)を網に付ける「採苗(さいびょう)」をはじめ、ノリが加工品として店頭に並ぶまでの流れを学んだ。ノリ網を固定する支柱を海底に突き刺して立てる作業も実際に体験し、生徒からは「とっても重い」「舟が揺れて大変」などの声が上がった。

 3年の雨郡陽士さんは「視野を広げたくて参加した。栽培途中で冷凍し、時期をずらして二期作もすると初めて知り、ノリは生きているんだなと感じた」と充実した様子。同支所の鶴田修さん(38)は「これを機にノリ漁への興味を深めてもらえたら」と話した。

 勉強会は同漁協福富町支所が主催。希望者が参加し、生徒たちは地域の清掃活動も行った。(森田夏穂)

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