白石署の一日警察署長に就任した江北町幼児教育センターの香月麻里ちゃん(左)と中野拓海ちゃん=江北町のふれあい交流センター「ネイブル」駐車場

国道203号沿いで横断幕やプラカードを掲げ、安全運転を呼び掛ける多久高の生徒たち=多久市北多久町

ミルミルなどを配布して「前を見て運転を」と呼び掛ける関係者ら=神埼市

交通安全フェスで、白バイの乗車体験を楽しむ参加者=佐賀市久保泉町の佐賀県運転免許試験場

マスコットなどが入った袋をドライバーに手渡す有田地区交通安全協会のメンバー=有田町の伊万里署有田幹部派出所

 秋の交通安全県民運動が30日まで、県内各地で行われている。22日に交通安全フェスが開かれたほか、23日には多久市や神埼市、江北町などで、幼稚園児や高校生らが街頭で安全運転を呼び掛けた。

 

■園児が一日警察署長・白石署

 江北町のふれあい交流センター「ネイブル」では、町幼児教育センターの中野拓海ちゃん(6)と香月麻里ちゃん(6)が白石署の一日警察署長に委嘱された。

 笠原哲署長からたすきを掛けてもらった2人は声をそろえて「頑張ります」。同じ町幼児教育センターの園児や山田恭輔町長、交通安全協会江北支部の会員らとともに飲み物と安全運転を啓発するチラシが入った袋をドライバーに手渡し、安全運転を呼び掛けた。

 また23日夕には白石町と同署は啓発活動を実施、田島健一町長ら約30人が同町福田の国道207号の街頭に立った。(松岡蒼大)

江北の園児が一日警察署長に

 

■多久高生ら横断幕掲げ

 多久市北多久町の国道203号沿いでは、多久高の生徒たちが「やめよう佐賀のよかろうもん運転」と書かれた横断幕などを掲げ、通行する車両に注意を促した。

 通勤などで交通量が増える午前8時から約30分間、啓発に当たった。多久高の野球部員に加え、交通指導員や市職員、小城署員ら約50人が参加。パトカー6台が市内を巡回した。

 小城署管内の国道203号では昨年に87件、今年は8月末までで33件の交通事故が発生。前方不注意による追突事故が目立つという。(谷口大輔)

多久高生ら国道203号沿いで訴え

 

■マスコットや反射材贈る

 有田町では伊万里署有田幹部派出所で、有田地区交通安全協会(松本直大会長)など町内各団体の約20人が、手作りマスコットや反射材をドライバーに贈り、安全運転を呼び掛けた

 町老人クラブ連合会(有老連)や町交通安全母の会、町消費者グループなどが参加。有老連女性部が作った動物のマスコットなどを入れた袋を120セット用意した。伊万里署の川原重樹署長(55)が「事故防止にはドライバーへの意識付けが大事」と活動の意義を話した後、同派出所に車を誘導し、袋を手渡した。(古賀真理子)

有田町で秋の交通安全県民運動

 

■ヤクルト配布で「前をミルミル」

 国道34号沿いでの追突事故防止を目指す神埼署は地元企業の「ヤクルト食品工業」と協力し、同社製品の「ミルミル」などを署員ら約40人でドライバーに配布した。

 「前をミルミル(見る見る)大作戦」と銘打って、前方を見る運転を意識してもらうように呼び掛けた。さらに、同社製品に含まれるビフィズス菌が腸内を元気にすることを踏まえ、神埼市の3町や吉野ヶ里町で「事故をなくして“町内を元気に”」と語呂も合わせた。(小部亮介)

神埼市で「前をミルミル大作戦」

 

■白バイ、パトカー 親子ら乗車体験

 22日には、佐賀市の県運転免許試験場で第2回県警察交通安全フェスが開かれ、親子らが白バイやパトカーの乗車体験などを楽しんだ。

 参加者は免許証を模した顔写真入りのカードをもらったり、県の交通安全キャラクター「マニャー」と写真撮影したりしていた。展示されたパトカーに乗った子どもから「止まりなさい」との声が上がり、会場から笑いが起こっていた。

 シートベルトの必要性を確かめる交通事故衝撃体験に参加した神埼市の黒田明日香さん(6)は「エアバッグが出てきた時の音が大きくてびっくりした。シートベルトはこれからも必ず付けたい」と話した。(山本礼史)

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