佐賀県は23日、9月上旬に県内を襲った台風9号と10号の被害状況をまとめた。農林水産関係の被害は暫定で計9億8800万円に上った。

 県の23日現在のまとめによると、9号の被害は6億900万円、10号の被害は3億7900万円。農畜産物が被害額の8割を占め、水稲は計3246ヘクタール、大豆は計1114ヘクタール、レンコンは計308・7ヘクタールで被害が出た。市町の報告を基にまとめており、今後増える可能性がある。

 二つの台風に関連した人的被害は死者1人、重傷3人、軽傷8人だった。住家被害は一部破損が42棟で、内訳は佐賀市35棟、伊万里市5棟、唐津市2棟。非住家の被害は6棟あった。

 文教施設は、県立学校や市町立の小中学校で計6200万円の被害があった。校舎の窓ガラスが割れたほか、敷地内の木が倒れた。10号関係では三養基郡基山町の基山小体育館の屋根が破損した。

 店舗の看板やシャッターが壊れるなどの商工被害は750万円に上った。道路や河川など公共土木施設の被害は報告されていない。(円田浩二)

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