嬉野伝統芸能保存会の1周年公演で舞踊を披露する同会メンバーら=嬉野市社会文化会館

嬉野伝統芸能保存会の1周年公演で舞踊を披露する同会メンバー=嬉野市社会文化会館

ミス嬉野伝統芸能保存会の入賞者。中央はクイーンに輝いた池田由理恵さん

 芸者や和文化に興味がある人でつくる嬉野市の「嬉野伝統芸能保存会」が19日、同市社会文化会館で1周年公演を開いた。同会メンバーはあでやかな舞踊を披露し、来場者と共に会の歩みを振り返った。

 息の合った踊りや軽快なリズムの歌に合わせた舞踊を披露し、会場を盛り上げた。詩吟入りの「娘よ」では、嫁入り前の娘と父のやりとりを表情豊かに表した。ゲストの演歌歌手神野美伽みかさんの歌に合わせた舞踊の披露もあった。

 若い人に日本文化に親しんでもらおうと18歳以上を対象に、稽古などを通して開いたミスコンテストでは、最高賞に鹿島市の池田由理恵さん(27)が輝いた。これまでの活動を振り返る映像も流し、4月に亡くなった藤間幸豊(さちとよ)前会長の生前の映像や思いを紹介した。

 嬉野伝統芸能保存会は和文化の伝統を継承し、地域活性化を目的に2019年4月に発足した。これまでに市内外のイベントで舞踊の披露やメディアに出演し、活動をPRしてきた。

 藤間幸和花(さちわか)新会長は「公演に向けて稽古を積んできたので、たくさんの方が見に来てうれしい。今後も若い人へ伝統の継承につなげていきたい」と話した。(松田美紀)

嬉野伝統芸能保存会の1周年公演(2020年9月19日)
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