佐賀県産の食材を使った料理をつくる台湾のインフルエンサーたち=23日午後、台北市(佐賀県提供)

 佐賀県は台湾の格安航空会社(LCC)「タイガーエア台湾」と連携し、台湾向けに佐賀をPRする事業を始めた。新型コロナウイルスの影響で、佐賀空港を発着する同社の台北便の運航見合わせが長引く中、運航再開を見据えた情報発信を展開する。

 タイガーエア台湾は22日から、特設サイトで佐賀牛や日本酒、有田焼といった名産品を紹介し、祐徳稲荷神社などの観光名所を撮影した動画や、山口祥義知事の字幕付きメッセージも公開している。同社のオンラインショップでは県産品を販売している。12月31日まで継続する。

 23日は台北市で、会員制交流サイト(SNS)上で影響力のある「インフルエンサー」や現地メディアに向けたイベントを開き、県産品を使った料理の試食を実施した。26、27日に台湾北部の新北市で開かれる音楽祭では、知事メッセージの上映や佐賀牛の試食を企画している。

 県空港課は「コロナ禍で『佐賀に来てください』と言える状況にはないが、台湾の人たちに応援メッセージやこれまでの感謝を伝えることで佐賀の印象を深め、再開後の利用促進につなげたい」と話す。

 佐賀空港発着の国際線は新型コロナの影響で全て運航を見合わせており、台北便も12月31日まで見合わせる予定。(円田浩二)

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