葉タバコを作っていた耕作放棄地を活用し、エミューを飼育している=唐津市屋形石

エミューの飼育による町おこしを目指す「みなと6G推進協議会」のメンバーたち=唐津市屋形石

葉タバコを作っていた耕作放棄地を活用し、手作りで建てたエミューの飼育場=唐津市屋形石

耕作放棄地を活用し、飼育している約40羽のエミュー=唐津市屋形石

耕作放棄地を活用し、飼育しているエミュー=唐津市屋形石

 唐津市湊地区で、オーストラリア原産の大型鳥「エミュー」を飼育して町おこしにつなげる活動が始まっている。地元有志が協議会を立ち上げ、今後はエミューから抽出されるオイルや食肉の商品開発に取り組んでいく。

 6次産業化を目指す地元有志8人のグループ「みなと6G推進協議会」が、屋形石の耕作放棄地を活用して6月末に約40羽を飼い始めた。飼育場の土地は、葉タバコを以前作っていたが、3年ほど前からそのままになっていたという。

 エミューは体長約2メートルで、二足歩行する“飛べない鳥”で比較的飼いやすいという。餌となる雑草やキャベツなどは、カット野菜業者や農家による廃棄物を譲り受けている。エミューオイルは保湿クリームなどの化粧品、食肉は加工品を見据えて商品化への可能性を探っている。県内では基山町が町の新たな特産品として飼育に力を入れている。

 会長で湊疫神宮宮司の鳥越友彦さん(50)は「湊地区は七ツ釜や立神岩など見どころも多いが、呼子までの通過点になっている。立ち止まって見られる観光農園になるように、基山町に続く町おこしに向けて頑張りたい」と力を込める。

 運営は県の「さが未来アシスト事業費」の補助金も活用している。今後は飼育数を増やして安定した出荷を目指すという。(横田千晶)

エミューで町おこし オイル、食肉加工に期待(2020年9月15日)
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