県の社会実験で、飲食店の店先に登場したテラス席=佐賀市駅南本町

 飲食店の店先にテラス席を設ける社会実験「SAGAナイトテラスチャレンジ」の第2弾が18日、佐賀市の中央大通り沿いで始まった。5、6月の第1弾から範囲を南北に延伸して計20店舗が参加し、10月1日までの2週間実施する。

 新型コロナウイルスの感染症対策として佐賀県が提案し、第1弾は5月22日から6月6日までの16日間、12店舗で実施した。終了後のアンケートでは利用者の93・0%が好意的に評価し、91・6%がリピートの意向を示していた。

 新たに参加した駅南本町の「駅前ワイン食堂BIBI」では、8席のテラス席を設けた。売り上げが前年から半減するなど厳しい状況が続くが、従業員の樋口隆弘さん(37)は「こういう機会がもらえるのはありがたい。皆さんが外に出る機会になれば」と期待した。

 県は10月24日~11月15日に第3弾を予定しており、歩道に面していない店も参加できるよう、利用者がテーブルに座ったまま複数の店舗の料理を注文できる仕組みの構築を進めているという。

 国土交通省は県の取り組みを受け、道路占用許可基準を11月末まで緩和しており、同様の取り組みが全国に広がっている。国土交通省の道路利用調整室は「(規制緩和)延長のニーズがいろんな所から聞こえており、まさに部内で検討している」と話す。(大橋諒)

このエントリーをはてなブックマークに追加