23日から開庁する神埼市の新しい本庁舎=神埼市神埼町鶴

テープカットして新庁舎落成を祝う松本茂幸神埼市長(中央)と山口祥義知事(右から3人目)ら

23日に開庁する神埼市の新しい本庁舎=神埼市神埼町鶴

1階に配置された市民課など市民福祉部の窓口。新型コロナ対策で窓口と職員の業務用机にはアクリル板が設置された=神埼市神埼町の神埼市役所新庁舎

千代田庁舎から新庁舎4階に移転した議場を内覧する山口祥義知事ら=神埼市神埼町鶴

 神埼市の新市庁舎が神埼町鶴に完成し、22日に落成式が開かれた。千代田庁舎に置いていた教育委員会と議会を集約、ユニバーサルデザインに力を入れ、利便性向上を図る。県内の自治体で初めて地中熱を利用した空調設備も導入した。23日に開庁する。

 新庁舎は、これまでの本庁舎から国道34号を挟んで北側に位置する。耐震性を強化し、鉄骨鉄筋コンクリート造り(一部を除き)の5階建てで、延べ床面積は7472平方メートル。環境に配慮した地中熱を利用した空調設備で節電につなげる。出入り口に止水板、北側駐車場にマンホールトイレ5基を整備するなど災害にも備えた。総事業費は約50億円。

 1階は市民福祉部など市民の利用が多い窓口や市民が利用できる多目的会議室を設けた。2階は教育委員会や商工観光課などの産業建設部、3階は市長室や総務企画部などが入る。4階は議場など議会関係、5階は設備関係の機械室を配置。正面入り口の車寄せの天井や1階エントランス、議場の内装に脊振山材を活用した。

 落成式には行政関係者など約100人が出席。松本茂幸市長は「市民にとって親しみや利便性があり、気軽に何でも相談できる庁舎になれば」と期待した。

 今後、千代田庁舎は「千代田交流センター」となり、支所機能は総合窓口課と農林水産課分室が残る。脊振庁舎は「脊振交流センター」となり、総合窓口課と林業課などが残る。(西浦福紗)

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