多くの人たちでにぎわうユニバーサル・スタジオ・ジャパン=21日午後、大阪市此花区(共同通信社ヘリから)

 買い物客らで混み合う大阪・ミナミの戎橋=21日午後

 大勢の観光客らでにぎわう東京・浅草の仲見世通り=21日午後

 4連休の3日目となった21日、新型コロナウイルスの影響で客足が遠のいていた各地の観光地は多くの人で混雑した。地元関係者は「このにぎわいは久しぶり」と胸をなで下ろし、訪れた人たちは「自粛続きで疲れた」「たまには出掛けたい」と本音をのぞかせた。3密(密閉、密集、密接)への懸念を残しつつ、このまま人出は戻るのか。

 東京・浅草の仲見世は、浴衣姿の女性グループや子どもを肩車した親子連れらでごった返した。近くの日本料理店で働く野崎隼人さん(34)は「こんなに混むのは久しぶり。少し安心できる」とフェイスガード越しに笑顔を見せた。

 それでも「人出は以前の5~6割では」という。「外国人観光客がいないのが痛い。このまま持ち直してほしいけど、冬にかけて、感染が拡大しないか心配」と不安を拭い切れない様子だった。

 栃木県佐野市から家族4人で訪れた主婦大倉友佳さん(42)は「コロナのせいで夏休みの家族旅行も諦めた。そろそろいいかなと思い切って遊びに来た」。消毒用品を持ち歩き、できるだけ「密」を避けるという。

 孫たちと銀座を訪れた東京都千代田区の無職萩原勝昭さん(75)は「1カ月前とは大違い。まだまだ安心できないが、経済も回さないといけない」と話した。

 世界遺産・清水寺(京都市東山区)の参道も大にぎわい。友人と浴衣姿で訪れた20代の女性会社員は「思ったよりも人が多い」。土産物店の女性販売員は「4連休はコロナ前と同じくらいの人出。にぎやかになって良かった」と喜んでいた。

 大阪市の繁華街ミナミの戎橋やユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)にも多くの人が訪れていた。

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