出前授業で講演した森永デザートの堺正博さん(左)と西山貴史さん=鳥栖市元町の鳥栖工高

 働くことの喜びや社会人の心構えを伝える鳥栖商工会議所の出前授業が15日、鳥栖市元町の鳥栖工高で開かれた。2年生235人を前に、森永デザート(鳥栖市藤木町)の堺正博さん(48)と西山貴史さん(49)が登壇し、挑戦することや人との出会いの大切さなどについて話した。

 堺さんは、大学進学の受験料を得ようと同社でアルバイトしたのをきっかけに、準社員雇用、正社員登用を経て現在があると紹介。香料の手配ミスで製造ラインを止めざるを得ないピンチの際、諦めずに方法を探し、神奈川の関係会社の在庫を出張中の役員に持ち帰ってもらった経験談も語った。

 社の人気商品「チョコモナカジャンボ」も「原材料メーカーや製造、検査部門などいろんな人や物が必要で、かかわり、助け合ってできている」と話し、「人と出会うには自ら動いて挑戦しなければならない」とアドバイスした。

 機械科の藤井星空(せいら)さん(17)は「挑戦することに意味があり、失敗しても大丈夫、それが経験になると聞いた。挑戦はもともと苦手だけど、気が軽くなった」と話していた。

 出前授業は、鳥栖商工会議所の加入企業が2014年から同校と鳥栖商高で実施している。(樋渡光憲)

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