佐賀県は20日、新型コロナウイルスの感染が確認されたとして19日発表した杵島郡白石町の40代男性について、再検査で陰性と判明し、医師からの発生届が取り下げられたと発表した。事務処理のミス以外で、陽性から陰性に転じたケースは県内では初めて。

 県によると、発熱などの症状があった男性は19日、杵藤保健福祉事務所管内の医療機関を受診し、結果が早く出る抗原検査で陽性の結果が出た。一方、入院先となった別の医療機関は診察や血液検査などからコロナでない可能性があるとし、20日のPCR検査で陰性を確認。抗原検査をした医師はこうした状況を踏まえ、県への発生届を取り下げた。県健康増進課は「どの検査も精度は100%でなく、発生の有無は医師の総合的判断に基づいている」と説明。県の検査委託先は現在23機関で今後も増やす予定という。

 県内の感染確認は1人減って延べ244人になった。20日も新たな感染確認はなく、確認ゼロは9日連続となった。(円田浩二)

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