7月豪雨で被災した熊本県の球磨地域を写した写真集「ゼロの球磨 人吉」。7月5日の人吉市街の過酷な状況を伝える

7月豪雨の被災状況を記録した写真集「ゼロの球磨 人吉」表紙

 7月豪雨で被災した熊本県の球磨地域を写した写真集「ゼロの球磨 人吉」が、佐賀市城内のカフェ「楠の森フィリエ」で販売されている。浸水被害を受けた文化財、支援活動に汗を流す市民の姿を伝える写真約130枚を掲載。売り上げの一部を被災者支援に役立てる。

 地域の歴史や文化を学び、熊本地震の復興支援に取り組む一般社団法人「九州学び舎」が5千部発行した。

 理事を務める写真家の長野良市さん(63)=南阿蘇村=が7月5日から8月31日まで人吉市や球磨村などを撮影した。球磨川の氾濫で床上浸水した国宝「青井阿蘇神社」、泥にまみれた町の中で復旧作業に取り組む市民の姿を切り取る。息子の梢人さん(33)=同=がドローンで空撮した被災地の写真、住民の体験談も載せる。A4判38ページで550円。

 カフェ「楠の森フィリエ」の山下春美店長は「現地の状況を知り、佐賀からも支援ができることを知ってほしい」と話す。問い合わせは山下店長、電話070(4704)4216へ。(花木芙美)

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