佐賀大生に食品を渡すフードバンクさがの直塚美保さん(右)=佐賀市の佐賀大学寄宿舎「楠葉寮」

1人当たりの食品の例=佐賀市の佐賀大学寄宿舎「楠葉寮」

 フードロスの削減などに取り組む佐賀市の団体「フードバンクさが」が17日、新型コロナウイルスの影響で経済的に困窮している学生を支援しようと、同市の佐賀大の寄宿舎「楠葉寮」に食品を届けた。

 県内外の企業からの寄付のほか、家庭で余った食品を集めて支援が必要な施設や団体などに提供する「フードドライブ」で寄せられた食品を提供。ラーメンやレトルトカレー、お菓子などを中心に約340キロ分で、夏休み中も寮で過ごす約80人の学生に配る。

 団体のボランティアスタッフ直塚美保さんは「コロナ禍で心細い思いをしていると思うが、応援している人もたくさんいる。大変な時期だけど頑張ってほしい」とエールを送った。

 大学院2年で中国からの留学生の李嘉欣リカシンさん(26)は「コロナの影響でアルバイトの時間が減り、収入は半分以下にまで落ち込んだ。中国にも帰れず不安な中、食費に充てられるお金も減っていたので、寄付は大変ありたがい」と感謝した。

 団体では、西九州大の留学生にも食品を提供しており、今後も支援を続けるという。(森田夏穂)

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