積水ハウスが男性の育児、家事参加の積極性を「イクメン力」として数値化し、都道府県別に順位付けした「イクメン白書2020」を17日に発表し、佐賀県がトップになった。20、30代の妻からの評価が高い傾向にある。2位は熊本県、3位は福岡県で、九州勢が上位に入った。

 調査では配偶者の評価、夫の育休取得日数、夫が家事・育児をする時間、夫本人が家事・育児に幸福を感じているか―などを尋ね、点数化した。佐賀県は205点で、前年の36位から大きく順位を上げた。2位(前年14位)の熊本県は192点、3位(前年29位)の福岡県は191点。

 佐賀県の結果を指標別に見ると「妻が評価する夫のイクメン度」が全体の1位で、特に20、30代女性の70・0%が「夫はイクメンだと思う」と答え、全国平均の46・5%を上回った。調理やごみ捨てなど29項目から選ぶ家事・育児の実践数の平均は6・9個(5位)。家事・育児の時間は1週間当たり15・6時間(8位)、育休取得日数は5・6日(10位)だった。

 山口祥義知事は「若い世代を中心に夫婦で家事・育児をするという意識が浸透してきていると、うれしく感じる」とコメントを寄せ、県が取り組む「子育てし大県さが」事業を引き続き推進するとした。

 白書の公表は2回目で、調査は7月、小学生以下の子どもがいる20~50代の男女9400人を対象にインターネットで実施した。(大橋諒)

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