新内閣の発足を受け、所感を述べた山口祥義知事=佐賀県庁

 佐賀県の山口祥義知事は16日、菅新内閣で赤羽一嘉国土交通相が再任したことを受け、九州新幹線長崎ルートの整備方式を巡り、2度にわたり一対一で会談した経緯を踏まえ「気脈を通じて話ができる関係なので留任にほっとした」と歓迎した。県庁で記者団の取材に応じた。

 初入閣となった安倍晋三前首相の実弟の岸信夫防衛相に対しては、佐賀空港への自衛隊輸送機オスプレイ配備計画を念頭に「防衛省から地権者に説明することなっており、事業主体として真摯に、国防上の要請趣旨を誠意を持って伝えられるかがポイントだ。そういう体制をしっかりとっていただきたい」と強調した。

 山口知事は、新内閣の陣容について「職人内閣」と名付けた。「ものづくり職人のようないぶし銀。魂を込めて仕事をするような前向きな意味だ」とした。内閣に求めることとして「コロナ禍でも地方の時代は加速していく。国は国防や金融、外交を担い、あとは地方が自由にやれる領域を広げてほしい。代わりに首長が責任を負うような分かりやすい形がいい」と述べた。(栗林賢)

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