JR筑肥線の西唐津駅構内の車両基地で、架線の電流を列車に取り入れる装置「パンタグラフ」の故障が相次いでいる。16日にも発生し、11日以降で3回目。JR九州は原因を調べている。

 16日午後5時ごろ、点検中にパンタグラフが変形しているのを見つけた。筑前前原―西唐津駅間の架線・車両点検のため、上下線で一時運転を見合わせた。

 11日は基地内で列車の移動作業中、「ドン」と音がしてパンタグラフが変形し、列車の上に焦げた木の枝が付着していたという。14日にも点検作業中、パンタグラフが曲がっているのが見つかった。

 JR九州によると、3度の故障はいずれも、福岡空港か筑前前原発西唐津行きの列車で、運転時に異常はなかった。車両、架線ともに毎回点検したが、どちらにも傷などの不具合は見つからなかった。

 同広報部は「明確な原因は分かっていない」としており、「短期間に高い頻度でご迷惑をお掛けしていることを大変申し訳なく思っている。再発防止の対策などを社内でしっかり検討していく」と話した。

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