ニセ電話詐欺を未然に防いだとして署長感謝状を受けた永江ひさみさん(左)と松尾敦さん=佐賀市の佐賀南署

 佐賀南署(白仁田浩司署長)は15日、ニセ電話詐欺の被害を防いだとして、佐賀市のセブンイレブン佐賀鍋島八戸店に勤める副店長の松尾敦さん(38)=佐賀市天祐1丁目=と永江ひさみさん(32)=同鍋島3丁目=に署長感謝状を贈った。

 2人は8月24日午前10時ごろ、来店した70代男性が「パソコンのウイルス関係の支払いのために電子ギフト券を購入したい」と慌てた様子だったのを不審に思った。最初に応対した永江さんが松尾さんに相談し、目的などを尋ねると、男性が「電子ギフト券の番号を相手に伝える」などと答えたため、警察への相談を促し、男性は同日に佐賀南署に相談したという。

 白仁田署長は「犯罪者にとって大きなハードルになってくれた」と感謝し、松尾さんは「これからも詐欺の被害が増えないよう接客していきたい」と話した。

 県警によると、8月末現在の県内のニセ電話詐欺の認知件数は23件(前年同期比1件減)、被害額は約3493万円(同2110万円減)。金融機関などが水際で被害を防いだ件数は18件で、コンビニ店員によるものは15件という。同署管内では1件、140万円の被害が発生している。(松岡蒼大)

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