佐賀県教育委員会は15日、来春入学の県立高校入試の特別選抜で、スポーツ推進指定校の募集人員の学校希望枠を拡大すると発表した。全25校28競技で計55人だった枠を2・7倍の151人に増やす。新型コロナウイルスの影響で全国大会が中止になるなど活躍の機会が減る中、スポーツを続ける環境づくりを通して選手の県内への進学を促す。

 国民スポーツ大会の県内開催が2024年に1年延期されることが固まり、現在の中学3年生は少年種別での地元出場が実現しない可能性がある事情も考慮し、募集人員を変更した。

 対象競技は野球が24校でカヌーとボクシング、バドミントン、空手道が1校ずつ。各校の競技ごとに1~2人だった募集枠が3~6人に増える。

 各校の増加分はそれぞれ一般選抜の募集人員を減らして調整し、全体の定員は変わらない。県保健体育課は「県内で競技を続けて活躍する場をつくってもらいたい」と話す。(山本礼史)

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