7種類の味が楽しめる「ogi cube(オギキューブ)」(左)と人気アイスがストローで味わえる「トラキチ君シェイク」

協力企業と一緒にアイデアを出し合った市民たち=小城市のゆめぷらっと小城

「ogi cube(オギキューブ)」

「トラキチ君シェイク」

 小城市の住民たちが考案したようかんとシェイクが完成し、市内の地元企業2社が19日から順次発売する。市民の社会参加を促して地域をアピールする商品を作ろうと、市と協力企業が昨年8月からプロジェクトを始動。会社員や自営業者など一般公募の18人が計5回の会合で意見を出し合って実現した「コラボ商品」で、企業側も手応えを感じている。

 販売されるのは、みつばや小城羊羹製造本舗(小城町)の一口ようかん「ogi cube(オギキューブ)」(14個、540円・26日発売)と、竹下製菓(小城町)の「トラキチ君シェイク」(330円・19日発売)。2社の製造技術や定番商品に市民のアイデアを加えて完成させた。

 オギキューブはブラックココアや紫イモ、カボチャ味などの7種類で、若者向けにカラフルな色目で一口サイズにした。トラキチ君シェイクは、バナナアイスとガナッシュチョコを使っておなじみのしま模様を表現。「飲食店で気軽に味わえたら」といった意見をヒントに飲料にした。

 市民たちは地元企業4社から商品開発のノウハウや消費動向を聞き、原料や商品名を絞り込んだ。参加者からは「成果が目に見えて、達成感がある」「作り手の考えやニーズを探る過程は自身の仕事に役立つ」といった感想が聞かれ、竹下製菓の竹下雅崇副社長は「市民の意見を直接聞き、飲食店向けに展開できる商品になった」と振り返った。

 今後は佐賀冷凍食品(芦刈町)と友桝飲料(小城町)と協力し、地元の原材料を使ったおにぎりや、小城の景色をラベルにしたラムネの販売を予定している。市総合戦略課は「市民の意欲を地域の活力につなげる取り組みを続けたい」と話す。問い合わせは同課、電話0952(37)6110。(谷口大輔)

 各商品の主な販売所は次の通り。

 オギ・キューブ=長崎自動車道金立サービスエリア(佐賀市)道の駅たらふく館(太良町)▽トラキチ君シェイク=交流施設ベース小城(小城町)

このエントリーをはてなブックマークに追加