白やピンクのブーゲンビリアが咲く「ブーゲンハウス嬉野」=嬉野市嬉野町

 新型コロナウイルスの影響で経営が悪化している嬉野市嬉野町岩屋川内の「ブーゲンハウス嬉野」が、ネット上で資金を募るクラウドファンディング(CF)を始めた。目標金額は600万円で、10月28日まで。県内有数の花園で、関係者は「満開の花を枯らすことなく、花の魅力を伝え続けたい」とCFに花園継続の望みをかける。

 ブーゲンハウスは、嬉野温泉街近くの観光施設として2015年にオープン。赤、白、ピンクといった多様なブーゲンビリア約400本が咲き誇る。展示するハウスは約800平方メートルで、1年中観賞できる。

 コロナの影響で、2月下旬ごろから団体旅行のキャンセルが相次いだ。4月下旬から5月までは休業し、6月は営業時間を短縮して再開した。このため、3~6月の売り上げは前年比82%減と大幅に落ち込んだ。

 常務の堀口直人さん(71)は「コロナ前は客足が増え始めていた。冷や水を浴びせられた感じ」と話す。国の持続化給付金などでは足りず、金融機関の資金調達も難しかったという。支援金は光熱費などの運転資金に充てる。返礼品は、支援額に応じて年間パスポートやうれしの茶などを用意している。

 堀口さんは「休業しても植物は生き物で、管理し続ける必要がある。客足は少し戻ったが、まだまだ厳しい状況が続いている。花の感動を与え続けることができれば」と協力を呼び掛けている。

 CFサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」で募っている。問い合わせは同園、電話0954(43)7544。(岩本大志)

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