一里塚は江戸時代、街道に一里(3・927キロ)ごとに作られた塚。崩れを防ぐため槐(えんじゅ)や榎(えのき)を塚の上や周囲に植え、道しるべを立てて里数を示した。 これらは1604(慶長9)年、徳川家康が命じて、江戸日本橋を基点として全国の街道に約9メートル四方、高さ約2~4メートルの塚を築かせた。