マスターズでさらなる記録を打ち立てたいと意欲を見せる岩永義次さん=有田町の歴史と文化の森公園

 マスターズ陸上競技の長距離種目で多くのアジア・日本記録をつくってきた有田町の岩永義次さん(60)が、新たな記録を打ち立てた。トラック種目の男子3000メートルのM60(60~64歳)クラスで、アジア、日本記録を上回る9分48秒56で快走。還暦ランナーとなって初の公認大会で結果を出し、さらなる記録更新に意欲を見せている。

 岩永さんは実業団時代にマラソンなどの国際大会に出場。現在も県内一周駅伝の西松浦郡チームの監督兼中心選手の一人として活躍している。

 マスターズではこれまでに、トラックのM50(50~54歳)とM55(55~59歳)の3000、5000、1万メートルで五つの日本、アジア記録を更新。ロードレースもM55で10キロの日本記録を出した。

 今回の記録は、佐賀市で8月8日に開かれた佐賀長距離記録会で達成。同一の選手が持つ従来のアジア・日本記録を共に8秒11縮めた。認定はこれからだが、公認大会のため、認められる見通し。

 左ふくらはぎの肉離れで、昨年12月から今年2月まで走れなかったという。それでも、地道に心肺機能を高めるトレーニングを継続。6月には毎日30~35キロを走り込んだ成果が出た。「狙った9分30秒台は出せなかったが、今回は暑い中だったので、涼しくなればもっとタイムを上げられる」と岩永さん。さらに、5000メートル、1万メートルでもアジア、日本記録を目指したいという。(古賀真理子)

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