豪雨や台風の水害で、福祉施設が浸水する被害が全国で相次いでいる。自力で避難ができない高齢者ら災害弱者が入所する佐賀県内の福祉の現場も、対策に腐心している。一方で、水害を想定した利用者の避難計画を作成している県内の施設は約26%にとどまっており、水害リスクが増す中で模索が続いている。