山口祥義知事(左)に要望書を手渡す佐賀県市長会会長の秀島敏行佐賀市長=県庁

 佐賀県市長会(会長・秀島敏行佐賀市長)は28日、県への要望書を山口祥義知事に提出した。大規模災害が発生した場合の市町への人的支援や、県が開催の1年延期を受け入れた国民スポーツ大会に関する市町への人的支援など31項目を求めた。

 一般行政関係26項目、教育関係5項目で、うち重点項目は7項目だった。山口知事は被災した市町への応援職員の派遣に関し「県内の市町が悩まれることのないよう、円滑かつ効果的に実施していく。全国で大規模災害が頻発しており、(他県への派遣もあり)難しいが、状況に応じて対応していく」と答えた。

 学習用端末を1人1台配備する文部科学省の「GIGAスクール」構想について、市長会はICT環境の整備、更新、維持の財政措置や、教職員の資質向上に向けた支援対策を求めた。落合裕二教育長は「更新、維持の財源に関する不安が大きいことなどこれまで以上に国に要望する。教師のニーズを聞き取り、研修を企画していく」と応じた。

 意見交換では、国スポの延期に関し、各市では準備のために編成した部署を1年長く維持することが負担になるため、支援を求める声が上がった。(栗林賢)

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