携帯電話の学校への持ち込み禁止緩和について議論した佐賀県と20市町の教育長ら=佐賀市のホテルグランデはがくれ

 佐賀県と20市町の教育長の意見交換会が26日、佐賀市のホテルグランデはがくれで開かれた。小中学校への携帯電話持ち込みの原則禁止に関し、国が一部緩和する通知を出したことへの対応を議論した。

 文部科学省は7月31日、登下校の緊急事態に備えた連絡手段などで、例外的に持ち込みを認めることを県などに通知している。

 複数の教育長が「例外は今のところはなく、原則禁止にしている」と報告した。例外的な持ち込みが増えれば、学校現場での管理が必要になり、教職員がさらに忙しくなると懸念する声が上がった。一方で「携帯が普及している今、子どもに持たせないことは難しい」「ゲームやLINE(ライン)に依存しないような家庭でのルールづくりを」との意見も出た。

 インターネット上の人権侵害が急増しているとして、保護者と危機感を共有する重要性も確認した。新型コロナウイルス対策や、オンライン学習の環境を整える文部科学省の「GIGAスクール構想」についても協議した。(大田浩司)

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