2週間ぶりに活動を再開し、ピッチで練習するサガン鳥栖の小林祐三主将=鳥栖市の北部グラウンド(クラブ提供)

 選手、スタッフの間で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したサッカー・J1サガン鳥栖が26日、2週間ぶりに練習を再開した。選手28人が参加し、ボール回しやミニゲームなどで汗を流した。練習後のオンライン取材で、小林祐三主将は「(活動再開に)喜びとともに責任感を感じる。医療従事者を含め、ピッチに立てる環境をつくってくれた皆さまに感謝したい」と述べた。

 チームは金明輝(キン・ミョンヒ)監督の感染が判明した翌日の11日から活動を休止した。この間はグループ練習を行わず、個人での室内トレーニングを中心に調整してきた。活動再開に伴い、クラブハウス内でのマスク着用の徹底をはじめ、消毒のボトルを増やしたり、行動改善のポイントを書いたポスターを掲示したりするなど、改めて感染予防の意識を高めているという。

 チーム内でクラスターが発生したことについて、小林主将は「主将として責任を感じている。(感染防止のため)自分自身もっと働き掛けができたのではと思う」と語り、「二度と起こさないため基本的な対策を改めて徹底していく」と気を引き締めた。サポーターに対しては「活動休止中の温かい声に感謝している。また応援してもらえるよう、ピッチを通じて試合の価値を届けていきたい」と話した。

 感染した金監督ら11人は当面の間、自宅待機を続ける。鳥栖はリーグ戦4試合が延期となっており、再開初戦は9月5日の横浜FC戦(ホーム)になる見通し。(山口源貴)

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