佐賀市役所

唐津市役所

 唐津市と佐賀市は25日、国が新型コロナウイルス対策として国民に一律10万円を配る「特別定額給付金」の対象にならなかった乳児に、給付金を支給する事業案を発表した。4月28日以降に生まれた子どもが対象で、唐津市は1人当たり10万円、佐賀市は5万円。9月1日開会の定例議会に提出する一般会計補正予算案にそれぞれ計上し、子育て世帯を支援する。

 唐津市の給付対象は来年4月1日までに生まれ、出生届か転入届で市に住民登録をした乳児。給付額は国と同額で、出生数の推移などから865人を対象に事務費を含む総事業費8690万円を予定し、地方創生臨時交付金を財源に充てる。申請後も母子ともに市内に住むことが条件で、「里帰り出産」などの短期滞在者は給付対象にならない。

 峰達郎市長は会見で「コロナ禍での子育ては苦労が多いと思う。唐津に住んでよかったと思ってもらえるよう取り組みたい」と述べた。

 佐賀市は来年3月31日までに誕生し、市に住民登録した乳児を対象とし、1900人への給付を見込む。総事業費は9611万円。

 市健康づくり課は「市への要望書もあり、支援が求められていると感じた」と説明し、支給額5万円については「国の臨時交付金で市が行う事業の枠で、総合的に判断した」と述べた。(成富禎倫、松田美紀)

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