協定に調印した松尾佳昭町長(中央)、ロジスタ共同代表の長廣百合子(右)と遥夫妻=有田町のゆいたん

 有田町は22日、「夫婦会議推進プロジェクト」の連携協定を、子育て支援事業を展開する「Logista」(ロジスタ、福岡市)と結んだ。町内の夫婦の対話を促進し、よりよい子育ての環境を整えてもらうのが狙い。夫婦の気持ちを“見える化”するノートを配布し、パートナーシップを深めるイベントを開催する。

 有田町は、子育て世帯に占めるひとり親世帯の割合が増加傾向という。妊娠から産後・育児期は夫と妻の役割が分断されがちで、気持ちがすれ違い、離婚の危機となるケースもある。このため、結婚時から夫婦で暮らし方を話し合い、父や母になった場合でも支え合える協力関係を築いてもらう。

 プロジェクトでは、ロジスタが開発した「世帯経営ノート」を配布。家事、子育て、仕事、お金など10項目で、互いの思いと対話した内容を記入する。婚姻を届けた場合に贈り、結婚後~子育て世代の希望者にも配る。

 イベントは三つで、キックオフイベントは9月26日午前10時から、ロジスタ共同代表の長廣百合子(36)、遥(43)夫妻の講演や、同ノートを活用する夫婦らのトークがある。11月7日は「夫婦会議の始め方講座」、来年1月24日に「夫婦会議の体験講座」を開く。いずれも、会場は多世代交流センター「ゆいたん」。

 協定締結式では松尾佳昭町長が「子育て世代の抱える悩みに、コアなお手伝いができれば」とあいさつ。百合子共同代表は「対話の土台をつくるノートを有効活用してほしい」と呼び掛けた。

 キックオフイベントの参加希望者は町社協に申し込む。電話0955(41)1315、メールはaritamon@star.saganet.ne.jpへ。

有田町とLogistaが夫婦会議推進プロジェクトで連携協定に調印(2020年8月22日)
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