東松浦郡玄海町は2021年4月から、玄海海上温泉パレアの入浴料の上限を、520円以下から700円以下に引き上げる。経営改善が目的で、21日に開かれた町議会で、関連する条例改正案が可決された。

 パレアは現在、町内外在住に関係なく大人は520円で入浴できるが、町は県内の他の自治体を参考に、上限を700円に設定した。実際の料金は、21年4月から新しくなる指定管理者側が提示し、収益の見込みがあるかなどを考慮した上で、町が決定する。

 パレアは04年の開館以降、16年間で黒字の年が3年しかなく、厳しい経営が続いている。町は複数の民間業者にヒアリングを実施し、「入浴料が安い」「町民とそれ以外とで料金の差別化を図るべき」との意見が出たという。

 また、中長期的な経営ができるよう、指定管理の期間を3年以内から5年以内に延長した。入湯税に関しては、他の市町に比べて税率が高く、引き下げても運営に支障がないと判断し、100円から50円に変更した。(中村健人)

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