改訂前の「唐津の自然」を手にする吉田喜美明さん(左)と改訂版を手にする金嶽栄作さん

改訂版「唐津の自然」の表紙

 元小中学校教師や民間研究者ら有志が、改訂版「唐津の自然」を刊行した。難解な説明文を省き、ふんだんにカラー写真を掲載するなど読みやすい工夫を凝らした。海産生物や化石などのジャンルも加筆した。

 2013年、子どもから大人まで、唐津の生き物に親しんでもらい豊かな自然を守ろうとの思いから、「唐津の自然」作成実行委員会を立ち上げた。初版は1千部を作製、子どもたちの自然観察の場などで活用されてきた。やがて「説明は短く、分かりやすく」「写真は大きく」の意見が出て、17年から改訂へ向けて動き出した。

 改訂版は全5章。唐津地区の自然概要から始まり、動物、海産生物、植物、化石に分けて紹介。初版では現在の吉田喜美明会長をはじめとする5人が執筆を担当。今回から海産生物を研究する坂本登さん、坂井慶多さんが新たに加わった。

 初版同様、今回も金子財団の助成を受け、A4判152ページの2千部を作製。300冊を市内と玄海町の小中学校や公民館などに寄贈する。一般には観光協会や書店などで1部千円(税込み)で販売する。問い合わせは事務局の金嶽栄作さん、電話080(1736)1678。(成富禎倫)

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